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第35回 すまいる愛知住宅賞 受賞

愛知県安城市にて、設計いたしました住まい「宮西の遺跡」が、第35回すまいる愛知住宅賞を受賞いたしました。

弥生時代から人の暮らしがあった土地の記憶も手掛かりにした、現代版の高床式倉庫のような佇まいの住まいです。

1次の書類審査通過後に行われた、2次の現地審査では建築家の塚本由晴さん(アトリエ・ワン)はじめ審査員の方々に、実際の住まいを見に来ていただきました。

丁寧に時間をかけて手掛けてきた住まいに賞を頂けることは、とても嬉しく今後の励みにもなります。

審査員の方からは、下記のコメントを頂きました。



四つの緑豊かな庭は触れるくらい生活の身近にあり、道行く人も庭を享受できる。車だまりの前庭から建物下の外土間に向かうと、木漏れ日の中に誘われ中庭に導かれる。庭からの光、風、緑を感じる室内は、自然素材に抱かれ心地よい。1階は外土間を介して家族の居室と書斎を離し、2階は両端の妻壁高窓からの光が交わる木架構下に各室が繋がっている。周辺との関係、家族の場所と距離、自然との関わりについて緻密に練られた内外空間である。埋蔵文化エリアの中で木々に覆われた建物は、以前からこの場所に建っていたかのように地域の歴史と文化を彷彿させる。


(審査委員:野々川光昭)


















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